彼岸花の毒は致死量を摂取しなくても症状がでる!?

2017年2月4日

お彼岸の時期になると美しく咲く彼岸花。僕は、周りが田んぼだらけの環境で育ってきたので、彼岸花のきれいさに毎年見とれています。

美しいバラにはトゲありといいますが、美しい彼岸花には毒があるんですよ。

  • 彼岸花の毒による症状
  • 毒は彼岸花のどの部分にあるのか
  • 毒の致死量はどれくらいか

これらについてまとめました。まずは、彼岸花の毒を摂取してしまった時のために症状をしりましょう。

彼岸花の毒による症状は?

りんけい

彼岸花の毒を摂取してしまうと

  • 吐き気
  • 下痢
  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 中枢神経麻痺

などの症状がひきおこされてしまうんですね。この症状は、アルカロイドの中でもリコリンという毒によって引き起こされるものです。

リコリンを少量摂取してしまった場合(2~3g程度)、30分以内に

  • 吐き気
  • 下痢

の症状がでてしまうんですよ。これがさらに深刻化すると

  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 中枢神経麻痺

のような重症になってしまいます。

 

と、ここまで聞くと恐怖心が芽生えまくりですがそこまで心配する必要はないですよ。

 

■彼岸花の毒による症状の豆知識

毒を摂取したらまず吐き気がきて嘔吐してしまうんです。

ここで、彼岸花の毒も吐き出されるので、多くの場合は

  • 吐き気
  • 下痢

程度でおさまります。

 

これといった解毒法はないようで、嘔吐や下痢によって毒を体外にだすしかないです。

心配なら病院にいくようにしてくださいね。

 

 

と、見た目に似合わぬ脅威を持った彼岸花ですが、毒による症状は触るだけでもおこるんでしょうか?よく彼岸花は毒があるから触ってはだめ!と言われますが実際はどうなんでしょうね?

彼岸花の毒は触るだけで症状がでるの?!

結論から言うと、食べなければ毒の症状は出ないです。なので、触るだけなら全然問題ないんですよ。

しかし、彼岸花の毒のある部分を触った手のままパンを食べてしまい、体内に毒が回ってしまうということになるとこわいですよね。

彼岸花を触ったら、しっかりと手を洗うことが大切ですね。

 

ところで、彼岸花の毒について話してきましたが、実際にどの部分に毒があるか知っていますか?

ここは大丈夫だろうと思って、手を洗わないまま食事をしてしまう。その結果体内に毒が入ったらと思うと怖いですよね。

では、彼岸花のどの部分に毒があるのか見ていきましょう。

彼岸花の毒はどこにある?

驚くことに、彼岸花全体が毒をもっているんですよ!こういう全体に毒がある植物を全草有毒というらしいです。

これじゃあどこを触るのも怖い・・・というイメージを持ちそうですが、触るだけでは毒による症状はでませんので安心してください。

■毒性が強い場所はここ

彼岸花全体の中でも、特に毒性が強いのが鱗茎(りんけい)。鱗茎というのは、球根部分のことですね。ジャガイモでいう、食べる部分です。

Wikipediaによると、1gの鱗茎に15mgのリコリンが入っているということです。

 

15mgのリコリン。これは多いのか少ないのか、わかりづらいですね。彼岸花の毒の致死量と比べてみてみましょう。

彼岸花の毒の致死量は?

彼岸花の毒の致死量はどの程度だと思いますか?正解は10gです。10gと言われてもイメージしにくいですよね。

 

例えば、市販のアメを思い出してみてください。のどアメとかブドウ味のアメとかです。あれ1個が大体4~5gなんですね。

つまり、彼岸花の毒の致死量はアメ2個分ということです。

 

毒の致死量がイメージできたでしょうか?では、実際にどれくらいの鱗茎を食べたら致死量に達するのでしょうか?

■致死量はこれだ!鱗茎で計算してジャガイモに例えてみた

1gの鱗茎に15mg、つまり0.015gの毒が含まれていると話しましたね。では、10gの毒は何gの鱗茎に含まれているのでしょうか?大体666gです。

要するに,666gの鱗茎を食べてしまうと死の危険があるわけです。

 

大き目のジャガイモが200gいかないくらいなので、相当食べないと致死量に達しないことがわかりますね。

このことから、彼岸花の毒の致死量は大きめのジャガイモ3個+半分です。

 

 

毒って聞くと怖いですけど、死ぬことはなさそうだなって安心しました。普通に考えて大き目のジャガイモ3個分なんて食べませんよね(笑)。

では、最後に今回のおさらいをしましょう。

最後に

彼岸花の毒を摂取してしまうと

  • 吐き気
  • 下痢
  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 中枢神経麻痺

など、大変な症状になる。しかし、少量なら

  • 吐き気
  • 下痢

のみの症状になり、おう吐などによって体外に毒が排出される。

 

彼岸花に触るだけでは毒の症状はでないが、触った後には手を洗うのがオススメ。

 

彼岸花の毒の致死量は10g。

これは、彼岸花の鱗茎(球根部分)666gを摂取した時の毒の量で、

大き目のジャガイモ3個半分に相当する。

 

 

ちょっと食べたくらいならお腹を壊したり吐き気がしたりするだけで、死んでしまうということはないですね。

しかし、興味本位で食べるのはオススメしませんよ!一応毒なので。

 

きれいな彼岸花、毒がこわい!といってあまり良いイメージを持っていなかった僕ですが今年は触ってみようと思います。

あなたも、彼岸花のきれいさを楽しんでみてはいかがですか。

彼岸花

Posted by daichi