彼岸花が白い!?これってなぜ?
彼岸花といえば赤!と思ったら白い彼岸花が混ざっている!?これってなぜなんでしょう?不思議です。
白の清楚な感じがでていて、不吉なイメージの彼岸花とはかけ離れた雰囲気。赤の彼岸花とは一味違う楽しみがありますよね。そんな白い彼岸花のなぜ?を徹底解説していこうと思います!
まずは、なぜ白い彼岸花が咲くのかについてみていきましょう。
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なぜ白い彼岸花が咲くの!?
いままで見たことあるのは赤い彼岸花だけだった、だけど急に白い彼岸花が咲いている。これってなぜなんでしょう?もしかして突然変異!?
正解は、白い彼岸花が赤と黄の彼岸花の雑種だからです。中国産の赤い彼岸花と黄色い彼岸花の種子が掛け合わされてできたということです。
■白い彼岸花は日本に存在しなかった
彼岸花の本場中国。ここの彼岸花は種子から発芽するんですね。しかし日本の彼岸花は種子から発芽するということはないんです。
つまり・・・白の彼岸花はもともと日本にあったわけではないということです。
もしも白い彼岸花がたくさん見れる場所があったら
- 白い彼岸花の球根を植えた
- 中国産の彼岸花が植えてあり、その子孫が繁栄した
どちらかが要因で白い彼岸花が咲いているんですよ。
白くてきれいな彼岸花、実は花言葉もきれいなんです。美しい花の花言葉を知っていて損はないですよね?ぜひおぼえておきましょう。
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白い彼岸花の花言葉
白い彼岸花の花言葉は
- また会う日を楽しみに
- 想うはあなた一人
です。白色のイメージ通り、純粋な気持ちを表す花言葉ですね。
彼岸花の花言葉に興味があるのなら下の記事に詳しくまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください、
白い彼岸花についてかなり詳しくなってきましたね。実は、白い彼岸花って彼岸花ではないんですよ。
え?ちょっとややこしいですね(笑)。実は割と常識だったりしますよ。どういうことか見ていきましょう。
なぜ白い花は彼岸花ではないのか?
彼岸花はリコリスという球根植物に分類されます。リコリスの中には
- ヒガンバナ
- ショウキズイセン
- シロバナマンジュシャゲ
- キツネノカミソリ
- ナツズイセン
- スプレンゲリ
これらの種類があります。
ヒガンバナは、日本でもなじみのある赤い彼岸花のことです。そして、シロバナマンジュシャゲ。これが白い彼岸花の正体なんです。下の写真がシロバナマンジュシャゲです。
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要するに白い彼岸花は、彼岸花の仲間という分類なんですね。ちなみに、黄色い彼岸花はショウキズイセンのことですよ。
どちらも彼岸花そっくりですね。全く見分けがつかないです(笑)。同じ分類の花なので似ていると言えば当然なのかもしれません。
では、最後に今回のおさらいをしておきましょう。
最後に
白い彼岸花は、赤と黄色の彼岸花から生まれた雑種。
白い彼岸花の正式名称はシロバナマンジュシャゲであり、詳しく見ると彼岸花の仲間である。
白い彼岸花と赤い彼岸花は全く同じ花というわけではなかったんですね。長年の疑問が解けました!(笑)。
今年のお彼岸の時期には、彼岸花の色の違いを見てみるのも面白いかもしれませんね。
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ディスカッション
コメント一覧
昨年まで赤一色の庭の彼岸花が、今年は全株白に変わったと従弟が驚いて話すので、見に行きました。確かに、私も昨年まで、赤だけしかなかった庭の花が全部白に変わっているのにびっくりしました。
黒人がある日突然白人に変わることがないように、赤の品種が白に変わることはない。と断言する人もいますが、私自身も同様に考えていたのですが、私が事実を確かめたところ、今までの常識を疑ってみる必要があると思いました。
ほかの知り合いにも聞いてみたら、「今までの赤の彼岸花が、全部、白と黄色に変わっている」と言いました。
近くの里山の登山口の彼岸花も、昨年まで、赤が多かったのに、今年は、純白とうっすら黄色交じりの白に変わっています。黄色の花は、よく観察すると花びらにうっすらとピンク色が見えます。
近くの水田地帯を見ましたら、田んぼのあぜ道に、同じ1株の中に赤と白が、数本ずつ咲いています。植物研究会のメンバーに聞きましたら、原因は、放射能かウイルスか他のものかわからないが、遺伝子が傷つくと、そんなことも起こりかねません。とも言われました。
ここで、正解とある「白い彼岸花が赤と黄の彼岸花の雑種」では、説明ができません。現在数人がかりで、調べています。
高橋様、重要な情報のコメントありがとうございます!
>今までの常識を疑ってみる必要があると思いました。
確かにおっしゃる通りです。
僕はこのようにブログという媒体を使って情報を発信しております。その中で「あれ・・・今まで思っていたことと事実が違うな」という事が多々あります。
同じような考え方を持っておられる方にコメントを頂き、とてもうれしいです!
>近くの水田地帯を見ましたら、田んぼのあぜ道に、同じ1株の中に赤と白が、数本ずつ咲いています。植物研究会のメンバーに聞きましたら、原因は、放射能かウイルスか他のものかわからないが、遺伝子が傷つくと、そんなことも起こりかねません。とも言われました。
> ここで、正解とある「白い彼岸花が赤と黄の彼岸花の雑種」では、説明ができません。
記事の内容への指摘、ありがとうございます。僕ももう一度このことについて調べてみようと思います。
もし高橋様の迷惑にならないようでしたら、高橋様が調べた結果についてお聞きしたいです。記事を見に来てくださった方に、嘘の情報を教えたくはないので・・・。
僕の方からも何かわかりましたら、高橋様にお伝えします!
常識的に絶対あり得ないとおもっている事でも、事実に基づいて、思い込みを疑ってかかることも必要だと思いますね。