銀杏の中毒が怖い!症状を徹底解説

2017年2月4日

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銀杏は食べすぎたらだめなんだよと言われた祖父をみていた小学生の頃の僕。あの頃はよくわからなかったけど、今思うと中毒にならないための注意だったんだなあと思います。

独特のにおいや味で好みがわかれる銀杏。そんな銀杏を食べ過ぎると・・・
中毒症状
になやまされてしまいます。

大人も危ないですが、子どものほうが注意度はあがるんですよ。現在、銀杏の中毒症状の患者さんの8割は子どもなんです。

そのあたりのことも気になるとは思いますが、まずは銀杏中毒について知ることが大事。

  • 銀杏中毒の症状について
  • 対策、治療法
  • 子どもが危ない原因はなぜ?

というような流れで解説していこうと思います。

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銀杏の中毒症状はこれだ

これ

銀杏を食べすぎてしまうと

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • めまい
  • 頻脈
  • 消化不良

のような食中毒症状や

  • 呼吸困難 
  • 痙攣(けいれん)
  • 発熱

などの症状がでてしまいます。少し、それぞれの症状について説明していきますね。

 

■銀杏の症状の進行具合について

銀杏の症状の中で、一番最初に出る可能性があるのはめまいです。しかし、めまいのうちはまだ安心。これが進行するとこわくなってきます。次に来る症状が

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢

これらは一過性の症状なのですが、病院(内科)に行くことも視野に入れなければいけません。なぜなら、その後の命にかかわる症状

  • 呼吸困難
  • 痙攣

につながる可能性があるからです。

 

 

50~60個食べ7時間後におう吐、下痢、9時間後に全身性けいれんを起こした2歳の女児
60個食べ4時間後からおう吐、下痢、両腕のふるえを起こした41歳の女性
引用元:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/18.html

これは東京福祉保健の食品衛生の窓というサイトの情報です。腹痛・嘔吐・下痢そのものは命にかかわることはないんですが、それらが原因で起こる次の症状が危険なんです。

特に嘔吐や下痢は注意が必要です。嘔吐によってよって痙攣が誘発されてしまったり、下痢によって脱水症状になったりします。

もしも痙攣が出てしまった場合、手足が少し震える程度であっても病院に行くのをすすめます。ちょっとごちゃごちゃしてきたので、見やすくまとめますね。

 

最初に出る中毒症状は、めまい。
さらに深刻化すると

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢

の症状が出る。この時点で病院に行くことを視野に入れておく。
これが長引くことで、命にかかわってくる

  • 呼吸困難
  • 痙攣

につながってしまう。
特に、嘔吐が続く場合は痙攣を誘発するので
すぐに救急車を呼ぶか内科病院に行くなどの対処が必要。

 

銀杏を食べて1~12時間で発症し、早ければ1日、遅くても4日以内にはおさまります。半日しても何も起こらないようなら安心して大丈夫ですよ。

決して軽くない中毒症状がでる銀杏。実際にどれくらい食べたら中毒症状になると思いますか?これは個人差がありますが、目安としては

  • 大人40粒以上
  • 子ども7粒以上

と言われています。

ちなみに・・・

■銀杏の食べる個数

40粒なんて食べないと思いますが、好きな人はついつい・・・なんてことも(笑)。大人は多くても20~30粒に抑えておくのが安心ですね。子どもは3粒までにしておきましょう。

 

これはあくまでも目安です。大人が30個食べたら中毒症状が起きることもあれば、子供が10個食べても大丈夫な場合もあるんですよ。この違いはなんなんでしょう?

原因を知ればすぐに解決します。しかし、まずはもしもの時のための治療法が大事。銀杏を食べ過ぎてしまった時の対策や治療法を見ていきましょう。

銀杏の中毒症状がでた!治療法を覚えておこう

あれ

銀杏を食べ過ぎて中毒症状がでてしまった・・・。そんなときにできる対策法は吐かせないことです。

■嘔吐の危険性

日本中毒センターによると、 嘔吐することによって痙攣が誘発されてしまうとのことです。痙攣は、中毒症状のほうでも重症の部類に入ると説明しましたね。つまり、死亡確率があがってしまうということになります。

重症にならないようにしつつ、病院で適切な治療をうけるようにしましょう。

 

また、食べ過ぎて心配だなあ・・・なんて時もありますよね。そんな時は、ビタミンB6のサプリメントをとることです。

■ビタミンB6のサプリメント

銀杏の中毒を引き起こす原因物質と対になる関係性にあり、緩和できるからです。イメージとしては、中和ですね。

しかし、あくまで和らげるだけです。なので、症状がでたらすぐに病院に行くようにしましょう。

 

家でできることはこれくらいしかありません。食べてから半日様子を見て、おかしく感じたらすぐに病院に行くことを考えておいてください。

症状が出たとき・症状がでそうなくらい食べたときの対策をお伝えしました。では、”銀杏の中毒症状はこれだ”のところで最後に言った、銀杏中毒の原因。

これについて、子どものほうが大人より危険なことを交えつつお伝えしますね。

銀杏中毒の8割は子ども!?原因とともに解説!

子ども

銀杏中毒の症状がでる原因は食べすぎでしたね。では、なぜ銀杏を食べすぎたら症状がでるんでしょうか?その原因は先ほどでてきた、4′-O-メチルピリドキシン(ギンコトキシン)と呼ばれる神経毒なんです。

この毒が大量に体の中に入ることで、中毒症状がでてしまうんですね。最悪の場合、死亡する可能性もあります・・・。その証拠として、戦前・戦後の頃には多数の死亡例がありました。

この神経毒についてはこちらの記事で詳しく解説してあるので興味があれば見てみてください。

この毒、実は肝臓の酵素で分解できるんです。では、なぜ中毒症状にかかる人がいるのでしょうか? それは、分解速度がおいつかないからです。

8割の患者が子どもである説明もこれでできますね。子どもはまだ肝臓が未発達のため、上手く分解できないんです。そのため、毒の影響をうけやすいんですね。

割と身近な食べ物である銀杏。中には毒があったんですね・・・。次から銀杏を口にするのをためらってしまいそうです。

そんな銀杏、実は食べる以外にもあなたに悪影響を及ぼします。なんだと思いますか?

銀杏の悪影響は食べなくてもある

びっくり

銀杏を触ったらだめ!なんて聞いたことありませんか?なぜ食べ物に触ってはいけないのか。それは、皮膚がかぶれるからです。

銀杏の果肉には

  • ギンゴール酸
  • ビロボール

という物質があり、これがかゆみを引き起こすんですね。詳しくはこちらの記事に書いてあります。ぜひ参考にしてみてください。

銀杏を食べるときにも、それまでの準備にも手間がかかる大変な食べ物ですねえ。食べるにも一苦労・・・いや、二苦労ですね。

では、最後に今回のおさらいをしておきましょう。

最後に

 

銀杏を食べ過ぎたときにでる中毒症状は

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • めまい
  • 頻脈
  • 消化不良
  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 発熱

これらを未然に防ぐためには、食べ過ぎないことが重要。
目安としては

  • 大人40粒以上
  • 子ども7粒以上

食べたら

  • 食後1~12時間以内に症状がでる
  • 早くて1日、遅くても4日以内には完治

しかし、油断は禁物。しっかり病院に行くこと。

 

中毒症状は治るというのを聞くと一安心ですね。しかし、過去に死亡例もでているので油断はできないです。

しっかり個数を守り、秋の味覚である銀杏を楽しむようにしてくださいね。

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銀杏

Posted by daichi