小論文の書き出しを例を用いて伝授!経験から伝えたい8つのこと
小論文の書き出しがなかなか進まない~~!なんて悩みははやくどうにかしたいですよね。小論文駆け出しのころの僕も全く同じ悩みを持っていました。
20分とか平気でかかってましたね・・・1文字目をかくのに。しかし、ちゃんと書き出し方を学んだ今はスラスラかけるようになりました!
昔の僕と同じ悩みを持つあなたに、小論文の書き出しの書き方を伝えようと思います。
- 例文を元に3種類の書き方
- 5つのコツ
この順番でお伝えしますね。
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序論の書き出しを例文をもとに紹介
小論文の書き出しの方法はたくさんあると思うんですが、今回は僕の経験から特に使いやすい3つ
- 一般論から話題へつなげる方法
- 事件や例を出す方法
- 結論から書きだす方法
これについてそれぞれお伝えしようと思います。
一般論から話題へつなげる方法
僕が実際に書いた”男女差別を解決していくために”という題の小論文を例にして考えてみましょう。
差別の意味(一般論)から論じたい話題に展開させることによって、読み手側にスッと入っていく文章になるんですね。
いきなり「日本には男女差別がある」と書いた場合、読み手は「いきなり!?」となってしまうんですね。これを防ぐのが一般論から話題へつなぐ方法なんです。
論じたい問題の定義を知っておかなければ使えないんですが(ここでは差別)、もしも知っているならこの方法はオススメですよ。
説明をするだけなので、書き出しとしては楽な方法です。
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事件や例を出す場方法
これに関しては”原発の再稼働について”かいた小論文を例に出してみます。
これは、論じたいテーマについてビシっと当てはまる事例を出すパターンです。今回でいえば、原発の再稼働というテーマに対して、僕の住んでいる鹿児島の川内原発が再稼働を検討しているというのが例です。
これは割と応用がきく書き方で
- 人物
- 事象
- 事件
- 出来事
- 考え方
ほぼなんでも当てはまります。ここで注意してほしいことが、関連性があるものでなければだめということです。
原発再稼働について小論文を書くのにボールペンとかを例としてだしても関連性ゼロですよね(笑)。あくまで説得力を持たせられることを関連付けて書くようにしてくださいね。
結論から書きだす方法
これは、さっきと同じで”原発の再稼働について”というテーマで書いた小論文を例に出しますね。
結論から書き出すと
- 読み手をひきつけやすい文章になる
- あなたの主張がよりわかりやすくなる
など、 読みやすい小論文が書けるんですね。読みやすいということは、あなたの意見が読み手に伝わりやすいということですよね。
さらに、書き出しを簡単にかけるという利点もあります。自分の主張したいことを書くだけなので。小論文の書き出しが苦手なら、まずは結論から書きだすということを意識してみてください!
小論文の書き出しの例3パターンは理解できたでしょうか?少しでも疑問がわいたらコメントしてくだされば答えるのでぜひ聞いてくださいね!
次にお伝えするのは、書き出しをスムーズにするためのコツです。どういうパターンで書き出すかは決めたけど・・・具体的にどうやって書いていこう?なんて悩みはつきないものですよね。
そんな悩みがあっという間に解決するコツを伝授したいと思います!ぜひ参考にしてくださいね。
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小論文で上手に書き出しをクリアするコツ
僕の話になるんですけど、小論文に限らず、最初の一文ってなかなか書き出せなかったんですよね。しかし、これを知ってからはだいぶ楽になりました。
その方法は
- 時間を表す言葉を使う
- 場所を表す言葉を使う
- 事柄を表す言葉を使う
- 指示語を使う
- 接続後を使う
この5パターンです。これ知っとけば書き出しに困ることはなくなりますね。それぞれみていきましょう。
①時間を表す言葉を使う
去年/今年/来年/最近/学生のころ/社会人になってから/2000年に入ってから
こんな感じで”いつ”を表す言葉ですね。さっきの原発再起動の例文のところでも使ってましたね。2011年というところです。
読み手がより具体的に時間をイメージしやすくなる効果がありますよ。
例: 学生の頃は勉強に打ち込むべきだ。
②場所を表す言葉を使う
日本では/外国には/鹿児島だと/学校の場合/家だったら
”どこ”を表す言葉です。同じ例でみるなら、福島や鹿児島の川内などですね。
例: 日本では年功序列制度が崩れつつある。
③事柄を表す言葉を使う
僕は/原発は/日本語は/日本社会では/差別をなくすには/
”だれ・なに”を表す言葉です。事件だったり人称(僕、あなた)だったりと、幅広く使えますよ。
例: 日本社会では協調性が重要視される傾向がある。
④指示語を使う
これは/ここは/それは/そっちは/そんな
指示語は使い方がたくさんあるんですけど、小論文に限っては代名詞として使いますね。例文から考えるのであれば
- 日本は・・・ここは
- 原発は・・・これは
とかですね。
例:日本は技術的に豊かだ。 これは、物づくりの精神がすばらしいからである
⑤接続後を使う
そして/また/~のみ/~だが/さて
接続語ってめちゃくちゃ多いです。というか接続語がなかったら日本語としてなりたちません。単語の羅列になってしまうんですね。
一度”接続語”で検索してみてください。数の多さにびっくりするはずです。
例:英語はどこの国でも使う が、日本語に限っては日本 のみで使われる。
これを意識するかしないかで、文章の書き出しまでの時間に違いが出てきます。ぜひ意識して小論文を書くようにしてみてくださいね~!
小論文についてはほかにもこんな記事があります。興味があれば参考にしてみてください。
では、もう1度おさらいをしておきましょう。
最後に
小論文の書き出し方は3つあり
- 一般論から話題へつなげる
- 事件や例を出す
- 結論から書きだす
これのうちどれかを使えば比較的簡単。さらに
- 時間を表す言葉
- 場所を表す言葉
- 事柄を表す言葉
- 指示語
- 接続後
これらを使うことで格段にかきやすくなる。
小論文というのは1日2日ではなかなか上達しにくいです。しかし、継続はちからなりですよ。
正しい知識を身に着けて努力さえすれば絶対にうまくなります。あなたの上達のお手伝いができたなら幸いです。
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