小学生で転校するタイミングは?ベストな時期を経験者が語ります!
親の都合で引っ越しをしなければいけない・・・。そんな時に迷う事の一つが小学生のお子さんの転校についてではないでしょうか?
特に
- 何年生だったらクラスに馴染みやすいのかな?
- 新学期に合わせるか、少し遅らせて途中から転校させるか、どっちが良いかな?
など、 転校のタイミングについては悩ましいものです。親心としては、子どもには新しい学校でも楽しく過ごして欲しいですものね。
僕は
- 小1
- 小2~小4
- 小5~小6
と、親が教師だったこともあり、小学生時代に3回の転校経験があります。
その経験を生かして、子ども目線からみた転校のベストなタイミングというのをお伝えしていければなと思います。
僕の意見が必ず正解というわけではありませんが、子ども目線からというのはあなたにとって役立つはずです。なので、ぜひ参考にしてくださいね^^。
スポンサーリンク
Contents
小学生の転校のベストなタイミング!三つの理由から解説
僕の経験から言うと、転校にベストなタイミングはやはり低学年ですね。個人的な面も含めると色々な理由がありますが、大きく分けると
- 勉強面
- 友達関係
- 行事面
で、やはり低学年で転校するのがベストなタイミングではないかなと感じます。それぞれ詳しく説明していきますね。
スポンサーリンク
転校は低学年が良い理由その1!勉強面
低学年の勉強は内容も優しいので、比較的どこの学校で学んでも変わりません。
さらに多少進行度に違いがあっても、難しくないためすぐに取り戻せると思います。
しかし、高学年になってくると、 小学生にとっては段々と難しい問題が出てくるんですね。大人から見たら「こんなもの簡単でしょ~!」って内容も、お子さんにとっては難しいのです^^;。
特に、個人的に今でも忘れられないのが算数。
算数の問題って今考えると、朝起きて髪がボサボサの状態でも簡単に解けてしまいませんか? 実際に問題を見ても「こんな問題に苦戦してたのか!?」と思ってしまうほどです(笑)。
ですが、やはり高学年の僕にとって算数は苦手な科目でした。そんな算数の苦い思い出は小学5年生の2日目にさかのぼります。
小学5年生で転校した学校へ登校して2日目、算数の問題に苦戦してました。今までの学校なら
「先生わかりませ~ん!教えて~!」
「ねえねえ、この問題どうやって解くの?(友達へ質問)」
という風に切り抜けてましたが、新しい学校で緊張してたんでしょうね・・・質問できませんでした。
その時は何とか解けたので本当に良かったなと、未だに思います(笑)。
この体験談からも、比較的優しい勉強内容である低学年のうちに転校するのがベストだと強く主張したいです。
さて、僕のハラハラエピソードから勉強面での転校のベストなタイミングをお伝えしてきました。
次は友達関係の面からお伝えしていきますよ~!
スポンサーリンク
転校が低学年が良い理由その2!友達関係の築きやすさ
人間関係の築きやすさという面でも低学年での転校がダントツでオススメです。
まだクラス全員が仲良しでグループを作ってないことが多く、転校生に対しても「新しい友達が増えた~!」程度にしか思ってない子が多いと思います。
また、個人的なエピソードを披露しちゃいますね!(笑)。
基本的に学生って
- 授業の時間
- 休み時間
- 登下校の時間
など、集団で何かしますよね。
仲良しグループが出来上がっていない低学年のうちなら、この時間をみんなで共有しやすいため、仲良くなりやすいのです。
逆に仲良しグループが出来上がってくる高学年だと「〇〇(仲の良い人)、これやろ~」って感じで、グループで固まってしまいます。すると人見知りな子は仲良くなりにくいんです^^;。
自分から積極的に仲良くなりにいかないといけないので。
ちなみに僕が低学年で転校したときは、前者の感じで仲良くなれました!
「ダイチ君(僕です^^;)これわかる~?これ教えて!」
「みんなで鬼ごっこやろ~!ダイチ君もおいでよ!」
「一緒に帰ろ~。」
みたいな感じでしたね。逆に高学年の転校の時は後者でした^^;。
高学年の転校初日どこに行ってたと思いますか? 図書館です(泣)。人見知りだったので仕方ないのですが、今あの頃に戻れたならもっと上手くやれると思ってしまいます(笑)。
と、僕のエピソードをお伝えしましたが、それ抜きでお子さん目線で考えても
- クラスに馴染みやすい
- たくさんの思い出を共有できる
という点で、低学年での転校がオススメです。
ちなみに少し話にでましたが、たくさんの思い出を共有できるのはやはり行事ですよね。次は行事面からお伝えします。
転校が低学年が良い理由その3!行事面
小学生の行事といったらやはり
- 運動会
- 宿泊学習
- 修学旅行
この辺が目玉ではないでしょうか。で、ここで問題なのが
転校のタイミングによってはお子さんが修学旅行を楽しめない可能性が出てくる
ということ。
ここだけの暴露話をすると、僕は高学年の時の修学旅行はあまり楽しくありませんでした!(笑)。
引っ越してばかりだったので、そこまで気を許せる友達がいなかったんです^^;。
ですがこれはお子さんの性格にもよります。活発な子だったらすぐに友達を作り、楽しめるはずですもんね。
しかし、やはり行事というのは友達関係によって3倍も5倍も楽しさが変わってくるものです。
特別な行事を楽しくするためにも、お子さんの転校のベストなタイミングは低学年時ではないでしょうか?
と、ここまで「小学生の転校のタイミングは低学年が良いよー!」という事をお伝えしてきました。
「じゃあ中学年以上の転校は辞めたほうが良いのか?」と聞かれると、これはその通りと言えない部分があるんですね。次の章で詳しく見ていきましょう。
小学生の転校のタイミング!中学年・高学年は遅い?
小学校を卒業したらもちろん中学校へ進学しますよね。しかもほとんどの人が同じ中学に。という事は、小学生のうちに仲良くなっておけば中学でも仲良くなれる可能性があるわけです。
なので、中学年・高学年でも転校は遅くないです。むしろ個人的には中学1年で転校するのが一番タイミングが悪いのではと思っています。
中学生は思春期で難しい時期に入っちゃいますからね。この時に仲良い人が一人もいないなんて、中学生にしてみたら死活問題なわけですよ。
いや~僕たちには見えない思春期特有の社会ってありますもんね^^;。その時に備えて、小学生のうちに慣れてもらえば後々にお子さんが苦労しないと思いますよ。
さて、小学生の転校のベストなタイミングについて、僕の体験をもとにお伝えしてきました。僕の体験談を含めて、家族と話し合いながら転校について決めてくださいね^^。
では、もう一度おさらいをしておきましょう。
最後に
小学生にとってベストな転校のタイミングは
- 勉強面
- 友達関係
- 行事面
からみて、低学年時でしたね。
中学年・高学年時の転校も、中学生になることを考えたら全然アリということでした。一番ダメなのは中学1年生で転校させることでしたね^^;。
僕の残念エピソードを交えた転校のタイミングについての話はどうでしたか? 一つ弁解させて頂きますが、高学年でもそこそこ楽しかったですよ!?
ただ、全力で楽しかったか? と聞かれたときに「う~ん」となる程度の楽しさだったという事です^^;。
ぜひともあなたのお子さんには、大きくなった時に「自分の転校後の小学校生活は本当に楽しかった!」と思って欲しいです。
そのためにあなたがお子さんにしてあげられる事は、下の記事で詳しく解説しています。ぜひあなたが寄り添ってあげてください。
転校したばかりの子どもにとって、親からの安心感は何よりも助かりますから♪
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません