ガジュマルの鉢の正しい選び方!絶対におさえたい5つのポイントとは
自分のガジュマルはどの鉢に植え替えをしたら良いんだ~!
なんて悩み、ガジュマルの初植え替えの時にはあるあるだと思います。
僕が初めて植物を育てた時も同じことを思ったものです。ホームセンターの鉢コーナーで「どれ選べば良いんだよおお!?」と心の中で叫びました(笑)。
実は僕、ガジュマルにかなり興味を持っています。「部屋に緑が欲しいな~」と思い、この記事を書く2週間ほど前に木市へ探しに行ったばかりです(笑)。
その木市にはガジュマルがなかったので、同じ観葉植物であるアイビーを買いました^^。
(下の画像が今育てているアイビー)
アイビーも気に入っていますが、やはり最初に育てたいと思ったガジュマルへの興味は薄れないもの^^;。ネットサーフィンをしてガジュマルの鉢について調べていました。
今回は、僕がガジュマルの鉢について調べた事を元に、適した鉢の選び方についてお伝えしていこうと思います。
あなたのガジュマルにピッタリの鉢を探すために、学んでいきましょう~!
スポンサーリンク
Contents
ガジュマルの鉢の選び方!5つのポイントをお伝えします
ガジュマルの鉢を選ぶときの5つのポイントとは
- 鉢のサイズ
- 鉢底の穴
- 鉢の深さ
- 鉢の材質
- 鉢の値段
これです。それぞれ順番に見ていきましょう!
今の鉢より一回り~二回りほど大きいサイズの鉢を選ぼう
実際に植え替える時にガジュマルを土から掘り起こすとわかりますが、根は思った以上に成長しているものです。
まじで驚きますよ! 「え、こんな大きさなのにそんなに根を張ってたの!?」って感じです(笑)。
なので、今の鉢と同じ大きさのままだと根詰まり(土の中が根でいっぱいになる事)を起こしてしまい、根に傷がつくことで枯れる危険性があります。
よかれと思って植え替えたのに枯れちゃった・・・なんて事になっては後悔してしまいますよね^^;。
そうならないために、一回り~二回りほど大きい鉢を選ぶ必要があるのです。
■鉢のサイズの見方
買ってきてから一度もガジュマルの植え替えを行っていない場合、おそらくあなたが使っている鉢の大きさは3号~5号の鉢だと思います。
※1号=直径3cmの鉢です。3号なら9cm、5号なら15cmになります。
なので、3号の場合は4か5号の鉢を、4号の場合は5か6号の鉢を選べばOKですよ!
スポンサーリンク
鉢底に穴が開いている鉢を選んであげよう
あなたのガジュマルにあうサイズの鉢を決めたら、鉢底に穴が開いているかの確認をしてください。
僕は小学生のころ「どうせこの穴は石とか詰めてふさぐんだから開ける必要ないんじゃね!?」と思っていました(笑)。
ところがこの穴・・・水はけを良くして根腐れを防止するという重要な役割を担っているんです!
いや~考えられて作られていますよね。僕なんて手抜きじゃないかと疑った事すらありましたから^^;。
なので、なるべく鉢底に穴の開いた鉢を選ぶようにしてくださいね。
ガジュマルの鉢には3種類ある!?深さの違いを知ろう
ガジュマルを植えるための鉢は、深さによって
- スタンダード鉢
- 深鉢
- 平鉢
に分かれます。
スタンダード鉢(画像クリックで購入画面に飛びます)
深鉢(画像クリックで購入画面に飛びます)
平鉢(画像クリックで購入画面に飛びます)
スタンダード鉢というのが一般的に植木鉢と言われているやつです。
深鉢はスタンダード鉢よりも縦長で観葉植物向けの鉢、平鉢は縦に短くガジュマルを盆栽風にする時に使う鉢です。
ちなみに、僕が育てているアイビーの鉢は深鉢です。
(下の画像)
どの鉢を使っても問題ありませんが、僕的にはスタンダード鉢or平鉢をオススメします。スタンダード鉢はどの植物にも対応し、深鉢は観葉植物向けの鉢だからです。
逆に平鉢は底が浅いため、根詰まりしやすいという危険性があります。盆栽風に育てるつもりがないのならオススメしません。
あとはデザイン・色・材質など、あなたが気に入ったものを選んでみてください。僕は白が好きなので鉢も白色です(笑)。
スポンサーリンク
鉢の材質も4種類ある!好みで選ぼう
鉢は材質によって
- 素焼き鉢
- 化粧鉢
- 木製鉢
- プラスチック鉢
に分かれます。
それぞれの特徴を画像(クリックしたら購入リンクに飛びます)とともに紹介していきますね。
素焼き鉢
その名の通り焼いて作った陶器の鉢です。よく使われる鉢なので、もしかしたらあなたも植木鉢と言われたら素焼き鉢を思い浮かべるかもしれません。
ガジュマルを育てるための条件を十分に満たしつつ、デザインが豊富なためインテリアとしてもオススメですよ。
しかし、心配な要素が一つだけあります・・・。それが重いという事です。
陶器なのでどうしても重くなってしまい、力がない方にとっては移動させるのも一苦労かもしれません^^;。
僕もあまり力があるほうではないので、学生の頃に鉢をたくさん移動させるときなんかは額に汗をかきながら素焼き鉢を運んでいました(笑)。
とはいっても、そんなに重いというわけではないので安心してください。家で育てるならたくさん鉢を動かすことなんてないとおもいますし。
もしも「本当に重いのが嫌!」という方、特に女性の方であれば軽いプラスチック鉢のほうが良いかもしれませんね。
プラスチック鉢
ガジュマルを育てるにも充分な条件を持ち、軽い鉢が欲しいのならこのプラスチック鉢がオススメです。
ちなみに僕が育てているアイビーの鉢はこのプラスチック鉢です^^。買ってきたときの鉢をそのまま使っています。
昔に比べてデザインもおしゃれな物が増えてきているので、軽い鉢を使いたい場合はこのプラスチック鉢がオススメですよ。
ただし、こちらにも不安要素が一つだけ・・・それが素焼き鉢に比べて通気性が悪い事です。
通気性が悪いということは土が乾きにくいという事です。つまり根腐れしやすいという事です。
根腐れしてしまうと枯れる危険性があるため、プラスチック鉢を使う場合には水やりに注意してください。
水やりと根腐れについては詳しく解説した記事がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
化粧鉢
鉢の表面に薬を塗って焼くことから化粧鉢と呼ばれるこの鉢は、オシャレな方向けの鉢です。
凝ったデザインの物が多く、値段も高いのが特徴ですね。
あまり鉢にこだわりのない僕からすると「高すぎじゃね!?」と思うわけですが(笑)、こだわる方にはオススメの鉢です。
おしゃれな鉢であなたのガジュマルをより一層彩るのも楽しいかもしれませんね。
木製鉢
化粧鉢が洋風のオシャレな鉢なら、木製鉢は和風のオシャレな鉢という感じです。
僕は和風作りの物が好きなんですよね~。なんか落ち着く感じがお気に入りなんです、プラスチック鉢使ってますけど(笑)。
部屋をゆったりした空間にしたければ木製鉢+緑あふれるガジュマルなんて最高の組み合わせですよね。
和風の物が好きなのなら、ぜひ木製鉢を検討してみてください。
買う際には金額も気になる!鉢の値段は?
鉢は数百円で買える物から数万円するものまであり、文字通りピンからキリです。
鉢にこだわりがないのなら安くでも買えるプラスチック鉢or素焼き鉢を、 お金を出しても良いのなら化粧鉢や高い素焼き鉢を買うのもおすすめです。
財布と相談して決めてくださいね。
さて、ガジュマルの鉢を選ぶ際のポイントを5つに分けてお伝えしてきました。中でも前半にお伝えした
- 一回り~二回りほど大きいサイズの鉢を選んであげる事
- 鉢底に穴が開いている鉢を選んであげる事
この2つは重要なポイントです。最低限ここだけは守るようにしてくださいね^^。もしも選び方を間違えると、ガジュマルが大変な事になってしまいますので・・・。
鉢の選び方を間違えるとガジュマルが大変な事に!?
鉢のサイズの選び方を間違えるとこうなる
鉢のサイズはガジュマルを元気に育てるうえで重要なポイントです。
鉢のサイズが小さかった場合、さきほどもお伝えした通り根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりを起こすと、鉢の中が根でいっぱいになってしまい、根が傷つく事によって枯れてしまうという事でしたね。
また、根詰まりによって土の中の隙間がなくなり
- 呼吸できなくなってしまう
- 水をしっかり吸収できなくなってしまう
などの状態になってしまいます。これもガジュマルが枯れる原因になってしまうんですよ^^;。
「これくらいならこの大きさの鉢でも大丈夫かな?」は危険です。植物の根って、思ったより成長しますから。
生命力溢れるガジュマルですが、その根は繊細な一面を持っていますので、しっかり管理してあげてください。
と、ここまで鉢についての知識がつくと「逆に大きい鉢に植え替えれば良いんじゃない?」と思うかもしれません。
ですが、これはこれで問題があるのです^^;。
先ほどと逆で鉢のサイズが大きすぎると、根腐れを起こす危険が出てくるのです。
鉢が多いとそれだけ鉢の中の土も多くなります。すると与える水の量も多くなりますよね。(下から水がこぼれるくらいあげなければいけないので)
根はそこまでないのに水が多いと、水分過多になってしまい根腐れになるという事です。根腐れが起きたら最悪枯れてしまいます・・・。
とはいえ、根腐れはしっかりと対処することで元気なガジュマルに戻せる可能性もあります。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、よかったら読んでみてください。
さて、鉢のサイズ選びが重要な事は十分に理解していただけたと思います。
ですがやはり
- 今の鉢がお気に入りで、同じ鉢でガジュマルを育てたい
- お気に入りの鉢が今使っている鉢と同じ号数なんだけど
という状況になることも考えられます。その場合は、あることをすれば同じサイズの鉢を使える可能性があります。
同じサイズの鉢でも根を調整すれば・・・
思い出してみてください、大きい鉢に植え替えるのはなぜでしたか? そうです、根詰まりを起こさないためでした。
なので、根さえ減らせば今の鉢のままで問題ありません。
最初にもお伝えしましたが、根はかなり成長します。同じ鉢を使いたい場合は、思い切って根を減らしてみてください。
ですが、これはあくまでガジュマル本体と鉢のサイズが合っていればいればの話です。
もしもガジュマルが大きくなっている場合は、大きいサイズの鉢に植え替えてあげるようにしてくださいね。
穴の開いていない鉢を選んだらこうなる
鉢底の穴は根腐れを防止するという役割があるのでしたね。穴から水が逃げるようにできているからです。
また、穴から根が出てくる事もあります。これは根が成長しすぎていることをいち早く察知し、根詰まりを防止する役割も果たしています。
つまり、鉢底の穴が開いていないと根腐れ&根詰まりでガジュマルが枯れる危険性が高くなってしまうわけです。
とは言っても、かわいい鉢・おしゃれな鉢などが鉢底に穴が開いていないという事もあります。
ガジュマルがメインとはいえ、鉢も自分の好きなものだとより一層楽しみが増えますよね^^。ガジュマルにさらに愛着が沸くかもしれません(笑)。
でも、鉢底の穴には重要な役割があるとお伝えしました。ならどうすれば良いのでしょうか?
実は一つだけ、穴の開いていない鉢でガジュマルを育てる方法があります。それが
ハイドロカルチャー
というやつです。
穴の開いていない鉢でガジュマルを育てたい場合はハイドロカルチャー!
土を使わずに植物を育てる方法をハイドロカルチャーと言います。
このハイドロカルチャー、透明な鉢ならぱっと見ですぐに水の残量を見れるので、水の管理が簡単なんです!
透明でない鉢の場合でも、ハイドロカルチャー用水位計を使えばしっかりと水の管理ができるんですよ。
つまり、根腐れをすることなく、穴の開いていない鉢でガジュマルを育てられるという事です!
もしもハイドロカルチャーを実践する場合は、底に穴の開いていない鉢に加えて
- ハイドロボール(土の変わり)
- 水耕栽培(ハイドロカルチャー)用液体肥料
- 根腐れ防止剤
- ハイドロカルチャー用水位計(鉢が透明な場合はいらない)
これらも揃えるようにしてくださいね。一応それぞれの購入リンクを張っておきます。
⇒ハイドロボールはこちら
ハイドロカルチャー用液体肥料はこちら
根腐れ防止剤はこちら
ハイドロカルチャー用水位計はこちら
さて、これで鉢選びの注意点についてはバッチリではないでしょうか? あとはあなたのお気に入りの鉢を選ぶだけですね^^。
もう一度おさらいして、確認をしておきましょう。
最後に
ガジュマルの鉢について今回お伝えした事は
- 今使っている鉢より一回り~二回り大きい鉢を選ぶ
- 穴が開いている鉢を選ぶ
- 鉢は深さによって3種類に分かれる
- 鉢は材質によって4種類ある
- 根を減らす場合、ガジュマルと鉢の大きさが合っているのなら同じ大きさの鉢を使える
- 穴が開いてない鉢を使う場合、ハイドロカルチャーで育てる
以上の事でした。
ガジュマルの鉢の選び方は一通りお伝えしました。後はあなたの好みとセンスにおまかせっ!です(笑)。
ガジュマルに対してさらに愛着の沸くような鉢を選んであげてくださいね^^。
鉢を選んだら次は植え替えです。植え替えについて解説している動画がありましたので、予習程度に参考にしてみてくださいね。
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません